最近「小学校入学前に字が書けるようになっていることが必須」と考える親御さんが多いようですが、私に言わせれば、イメージ記憶が発達段階の幼児期に一生懸命やる必要はありません。小学校入学時でかまわないのです。まず、何回かじっくりとお手本を見せて書かせ、上手に書けたときは「すごい!」「上手!」とほめちぎります。そして、その。上手な字で二、三回書かせましょう。これができたときがポイント。「じゃあ、上手なままでちょっと速く書ける?」と聞くのです。すると、たいていは急いで書き、そのために下手な字になってしまうでしょう。ここで「違うのよね。きれいなままで速く書いてみせて欲しいの」と、きれいに速く書けるように方向づけるのです。
「化学合成物質を多数含んだ化粧品を使えば使うほど肌の調子は悪くなるぞ」と女性の危機意識を煽り、読者に脅しを掛けた。化粧品が持つ「夢」としての役割を無視し、付加価値をまったく認めない内容ではあったが、こうした本にもまっとうな点が皆無だったわけではない。化粧品を使って調子が悪くなればすぐに使用をやめようなど、適切なアドバイスも含まれていた。だが、「大手化粧品メーカーの言い分けすべてウソばかりだから信じるな」と断定する内容は、いたずらに化粧品と化学合成物質のダークなイメージを膨らませた。当時を知らない人にも、このイメージは脈々と受け継がれた。それがやがては、自然や天然といった言葉を商売に巧みに利用する化粧品会社の隆盛に力を貸すことになるのである。
葬儀の費用と一口に言ってもいろいろある。まず、葬儀社に支払う費用がある。そのほか、葬儀社が扱うこともあるが飲食費用、お返しの費用がある。それに、寺へのお布施等、宗教者へのお礼がある。それですべてではない。やれ親戚の宿泊費だとかのその他の費用が必要になる。葬儀社へ支払う費用であるが、もっとも多いのか「セット料金十オプション十立替費用十変動費」という構成である。セット料金というのは固定費といわれるもので、祭壇・葬具等の飾りつけ費用や司会・納棺等の人件費が入っているもので、三〇万円セット、五〇万円セット、八〇万円セット等、上は三〇〇万円クラスまである。オプションというのは文字どおり選択するもので、外飾りをするとか、テントを張るとか、棺を布張り棺にするとか、写真をカラーの大判にするとか、湯潅をするとかの費用である。