物件内部のチェックひとつにしても、査定ポイントのチェック表を用いて査定を行なう営業マンもいれば、独自にノートに書き込みをしながら図面上で価格に反映するポイントだけを把握してゆくようなやり方を取る営業マンもおり、間取り、設備の使用状況、壁・床・天井の汚れ具合など、見るべきポイントもまた営業マンごとに違うといえます。それゆえ、皆さんが想定していたよりも低い査定額を提示してくるところもあれば、高い査定額を提示してくるところもあります。周辺相場から照らし合わせて3000万円程度の物件であっても、2800万円という査定額を出してくる業者もあれば、3500万円という査定額を出してくるところもあるのです。このように、各業者が出してくる査定額に数百万円もの違いがあるのは、ひとつには、査定額そのものが不動産業者のひとつの見通し(予測)にすぎない、という理由によります。価格そのものの決め方については、不動産の鑑定評価理論においても原価法、収益還元法、取引事例比較法といった方法はあります。が、通常の住宅においては、その物件を(それぞれ価値観の違う素人の)買い主さんがいくらの金額なら欲しがるのか?ということに最終的には行き着いてしまうため、あまり綿密な査定をしても実質的な意味はない、というのが正直なところなのです。どんな優秀な業者、営業マンであっても、「この金額なら間違いなく売れますよ」などと確約することはできません。いっておきますが、一般的な仲介で売りに出す場合、最終的な購入の判断を下すのは不動産業者でなく買い主さんである以上、「絶対に売れる金額」などという保証はどこにもないということなのです(売り主さんはこの辺のところをよく勘違いしています)。各不動産業者としても、売り主の皆さんの自宅に直接査定に来て各自の判断で大方の査定予想額は立てており、「だいたいこれくらいの金額なら買い主がつくだろう」といった感じでやってくるため、彼らにしてみれば、後は売り主をいかに説得してできるだけ低い金額で契約を取り結ぶか、ということに力点が置かれているのです。
ワープロやパソコンなどのOA機器には、あらかじめ市販の静電気防止用スプレーをかけておくのがいい。そして、電源を切ったうえで、オーディオ専用のはたきや化学ばたきでホコリを取るようにする。その後、シリコンクロスや、やわらかい布で拭けば、掃除は完璧だ。キーボード部分は台所用中性洗剤を薄めて綿棒に含ませ、それで拭いたあとにカラ拭きで仕上げる。また、ひと昔前のダイヤル式の電話機と違い、最近のプッシュホンにはさまざまな機能が付いていて、その分壊れやすくなっているともいえる。電話機の掃除も、オーディオと同じように、掃除に濡れた布を使うのは禁物。乾いた布でていねいにホコリを拭き取っていく必要がある。それでも細かいホコリが気になるようなら、大きめのビニール袋に電話機ごと入れ、掃除機で一気にホコリを吸い取るようにするといい。
風呂場は高温多湿のうえ、石けんカスや人のあかなど、カビの栄養源が豊富にある。カビを予防するには、第一に風呂場をていねいに洗い、タイルに石けんカスとあかを残さないようにすることだ。カビにエサを与えない作戦といえる。生えてしまったカビを掃除するには、市販の漂白剤を使うといい。10倍に薄めた漂白剤を綿棒などでカビの部分に塗り、30分ほど放っておく。その後歯ブラシなどでこすれば白くなる。それでも取れないようなら、目の細かい紙やすりでカビを削り落とす。最後に消毒用アルコールで拭いておくと、アルコールの殺菌効果でカビを退治できる。また、気をつけているつもりでも、風呂場のタイルの目地には、いつのまにかカビが生えてしまう。これを防ぐとっておきの隠しワザを紹介しよう。タイルの目地に、ロウを塗るのである。ロウによって水がはじかれ、カビ発生の大きな原因である湿気から目地を守ることができるのだ。