サーキットの路面にタイヤカスがあるのをよく目にするでしょう。これは、グリップを終えたゴムが削れたものです。消しゴムのカスと同じです。これらがコースにあると、かなりタイヤが減っているように思われるかもしれませんが、実際はそうではありません。F1では、1セットのタイヤ(フロント2本、リア2本)で通常100?程度、長くて300m程度を走ります。豪快に削れているイメージがあるようですが、現実には、おぼろ昆布のように密度でいったらスカスカな状態です。
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普通のトレッドゴムの比重は、1.1ぐらいありますが、カスゴムの場合、1.1もありません。タイヤ表面に付いたタイヤカスは、タイヤの回転に伴う遠心力などでコース上に飛んでいきます。タイヤカスが取れたほうが、トレッドのフレッシュな面が出ますから、そういう意味ではタイヤは新しい状態になりグリップが持続されます。